神様は考えていました。
「私の作った世界に人が来てくれて、使ってくれて、いやー私ってすごいなー」
自分の作った世界でごろごろしながら皆の作品を見て「ああああこれ好きいい」と悶えながら神様は考えていました。
「もっと便利で、もっとかっこいー世界を創れたら、皆は喜んでくれるかな」
だけど神様にそんな力はないのでした。
そもそも世界を作る力もないのでした。既存のものを組み合わせて色を塗って、なんとか形にしてみた世界がここなのでした。こんな小さな世界でも、使ってくれる人はいるのでした。ありがたいことです。そしてだからこそ欲が出るのです。
「もっとすごいのがつくれたら」
そんな神様の前にある日現れたのは、
神様よりももっとすごい神様なのでした。本当に世界を作る力のある神様なのでした。
そうして信じられないことに、力のある神様は、一緒に世界を作りませんかというのです。
やったあ、これですごいものが創れるぞ。
すごいものが……。
どんなものを作ればいいのだろう?
皆が喜んでくれるものがいい、皆の役に立てるものがいい、でもそれってどんなものだろう。
この小さな世界を使ってくれている皆は、今何が出来て、何が出来ずに困っているだろう。
そうだ。
わからないなら聞けばいい。
という訳で教えてください。
何がしたいですか。
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17354/1495018774/l50
素敵すぎる。